OpenAIの「ChatGPT Search」がChromeのデフォルト検索に。従来のGoogle検索を超える情報提供が可能に。
この機能は、Chromeブラウザの検索窓のデフォルト設定を「Google」から「ChatGPT Search」に変更することができ、ユーザーは従来のGoogle検索の代わりに、ChatGPTを通じてウェブ検索を行うことが可能になる。
具体的には、「明日の天気」や「恵比寿 肉 ディナー おすすめ」といった一般的な検索クエリを入力すると、Googleの検索結果ではなく、ChatGPTが即座に情報を提供してくれる。
これにより、ユーザーは必要な情報をソース付きで得ることができ、画像や地図、表形式での回答も期待できる。
従来のGoogle検索では、SEOの影響で冗長なコンテンツが上位に表示されることが多く、ユーザーはどのリンクをクリックすべきか迷うことがあったが、ChatGPT Searchは複数のリンクを参考にし、要約した情報を提供するため、明確な回答にたどり着きやすい。
また、検索結果には広告が表示されないため、見やすさも向上しているが、OpenAIは今後この部分でのマネタイズを目指す可能性もある。
さらに、ChatGPT Searchを利用しても、ある程度は従来の検索エンジンとしての機能を保持しているが、レスポンスが若干遅いという点が気になる。
これにより、従来型の検索エンジンがオワコン化する可能性が現実味を帯びてきており、生成AIと検索エンジンの融合が進むことで、従来のSEOや広告収入に依存したウェブサイトは新たな岐路に立たされることになるかもしれない。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3e27dfa2b553d48531bfee2d4827671c6c01224d
コメントでは、ChatGPT Searchが検索エンジンに与える影響についての多様な意見が寄せられました。
多くのユーザーは、AIによる検索結果が情報の多様性を欠くことや、特定の情報を深く探る際には不便であると感じていました。
特に、ざっくりしたワードでの検索や技術的な調べものにおいて、ChatGPTの回答が期待に沿わないことがあるとの指摘がありました。
具体的には、ユーザーは「ざっくりした検索のときはざっくりで出てきて欲しい」と述べており、AIが提供する情報が逆に探しているサイトに辿り着けなくなる場合があると感じていました。
また、技術的な問題を解決するための情報を求める際には、AIだと回答がループしてしまうことがあり、結果的に不便だと感じている人もいました。
さらに、AI検索が一つの答えを示すことによって、真偽確認のために再度Googleで検索し直す必要が生じることが多いとの意見もありました。
このように、AI検索と従来のネット検索では目的が異なるため、使い分けが必要だとの意見もありました。
全体的に、ChatGPT Searchに対する期待と不安が入り混じったコメントが多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
Google検索に戻しました。
プラグインOFFにしないと、全部CharGPTが答えちゃう。
ネット検索とAI検索では目的が違う。
「大根と萌やしを使った時短料理レシピを幾つか調べて」みたいな、大雑把な結果で良い時は便利です。
ますます情報操作がしやすくなるのではないか。