長塚京三が映画「敵」の舞台あいさつに登壇し、妖艶な女優たちとの共演を喜ぶ。50周年を迎えた俳優人生を振り返り、感謝の言葉を述べた。
要約すると長塚京三(79)が、東京国際映画祭で上映された主演映画「敵」の舞台あいさつに登壇した。
この映画は作家・筒井康隆の小説をもとにしたもので、吉田大八監督が手がけた。
長塚は、妻に先立たれた元大学教授・渡辺儀助を演じ、映画への主演は12年ぶりとなる。
彼は、50周年を迎える俳優人生を振り返り、「呼んでいただいたことも、ご褒美だ」と控えめに喜びを表現した。
作品中では、長塚演じる儀助が妖艶な魅力を持つ教え子・鷹司靖子(瀧内公美)に淡い恋愛感情を抱き、幻想的に現れる妻・信子(黒沢あすか)や謎めいた大学生・菅井歩美(河合優実)と絡む。
長塚は、撮影時に78歳でありながら、黒沢との入浴シーンにも挑戦した。
質疑応答では、若い女性に心を動かされたシーンについて質問され、3人の女優を「ウルトラ妖艶な、ピカピカの女優さん」と称賛した。
長塚は、90年代には「理想の上司」としてOLの憧れの的となり、今もそのスタイリッシュな姿を保っている。
彼は共演した女優たちとの時間を「独り占めできて幸せ」と表現し、感謝の言葉を述べた。
監督も長塚の影響を受けて脚本を修正したことを明かし、良い協同作業ができたと感謝の意を示した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b5ff712d362e5bc0e67950cb01f1c48c73dd1e19