マカオで今年3例目のデング熱感染が確認され、59歳女性が発症。感染リスクが高まり、衛生局が蚊の駆除を実施中。
要約するとマカオ政府衛生局（SSM）は、2024年11月4日にマカオで今年3例目のデング熱感染を確認したと発表しました。
この感染例は、59歳の女性で、マカオ半島の沙欄仔街花王堂巷に住んでおり、11月3日に発熱や筋肉・関節痛、倦怠感の症状が現れました。
彼女は私立クリニックを受診したものの、症状が改善しなかったため、翌日に鏡湖醫院を訪れ、血液検査の結果、デング熱Ⅰ型に感染していることが判明しました。
患者の容体は安定しており、彼女は毎日カモンエス公園を訪れていたことが明らかになっています。
また、同居する家族の一人にも同様の症状が見られ、衛生局はその家族の血液サンプル検査を進めています。
今回の感染例は、輸入性感染例を含めて13日連続で確認されており、特にデング熱感染リスクが高い地域として警戒が強まっています。
衛生局は、患者の住居周辺での蚊の駆除を実施し、住民に対して感染予防の徹底を呼びかけています。
今年のマカオでのデング熱感染は、輸入性が25例、当地感染が3例に達しており、特に10月以降に急増しています。
広東省でもデング熱の感染が増えており、同省の最新データによると、10月21日から27日までの間に1785件の新規感染が確認されています。
広東省の中山市や仏山市での感染が多く、マカオとの往来が頻繁であることから、衛生局は引き続き警戒を強めるよう呼びかけています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b9e09403cd4e6466935469d2a02c25c597254dbb