国際ロマンス詐欺に関与したG&C債権回収法律事務所が破産開始決定。代表が法律違反で逮捕され、被害者への返還が困難な状況に。
代表の川口正輝氏は、広告業者の事務員に自身の弁護士名義を利用させ、法律事務を取り扱わせるなどの不正行為を行っていた。
この事務所は、国際ロマンス詐欺や国際投資詐欺の被害者からの事件を受任し、高額な着手金を受け取っていたが、実際の被害回復は困難であるにもかかわらず、誤解を招く広告表示を行っていた。
2023年11月末時点で、依頼者数は約1800名、受領した着手金は約9億6000万円に達していた。
大阪弁護士会は、さらなる被害拡大を防ぐため、川口氏に対して懲戒申立を行ったが、受領した着手金の大半は広告業者に流出しており、被害者への全額返還は困難な状況である。
そのため、8月26日に大阪弁護士会から破産申し立てが行われ、翌日には弁済禁止命令が発令された。
また、2024年5月29日には川口氏らが弁護士法違反の容疑で逮捕されている。
本件に関しては、破産管財人室が専用のホームページを開設している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a341c3f127abf53ec4861e4d674996a61043e8f2
このニュースに関するコメントでは、国際ロマンス詐欺に絡む法律事務所の破産と逮捕について、さまざまな意見が寄せられました。
特に、1800人もの依頼者が着手金を支払い、総額9億6000万円に達したことに驚く声が多く見受けられました。
依頼者は、ロマンス詐欺と着手金詐欺の二重の被害に遭ったとされ、一般的に日本の弁護士を名乗る者には信頼を寄せてしまう傾向があるため、被害者が泣き寝入りすることになるのではないかという懸念が広がりました。
コメントの中には、弁護士を信用できなくなると、他に何を信用すれば良いのかという疑問を呈する声もありました。
これは、弁護士の悪いニュースが多く報じられる中で、特にこの事件が印象に残ったためです。
また、国際ロマンス詐欺に引っかかる被害者が1800人以上もいたことに驚く意見もあり、被害者のリテラシーの低さが問題視されていました。
最後に、弁護士や経営コンサルタントと詐欺師の関係についての言及もあり、専門家に対する信頼が揺らいでいることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
1800人の着手金が9億6000万、一人あたり約50万。
依頼者はロマンス詐欺と着手金詐欺の2重の被害にあった。
弁護士を信用できないとしたら何を信用したら良いのか?
そもそも、国際ロマンス詐欺みたいなのに1800人以上も引っかかっているのが驚き。
弁護士と経営コンサルタント、詐欺師 ペテン師。