Androidを狙う新たなマルウェア「FakeCall」が発見され、通話の傍受や情報の不正取得が可能に。ユーザーは不正アプリのインストールに注意が必要。
このマルウェアは、特に「FakeCall」と呼ばれるスパイウェアの新しい亜種で、ユーザーのスマートフォンに深刻な被害をもたらす可能性があります。
具体的には、通話の傍受や画面の情報を攻撃者に送信する機能、さらにはユーザーが入力したテキストを読み取ることができます。
また、携帯電話のカメラを制御し、無断で写真を撮影することも可能です。
モバイルセキュリティ企業のZimperiumは、この新たなマルウェアの追跡を行っており、以前のバージョンに比べてさらに強化されていることを報告しています。
FakeCallは、発信および着信の通話を傍受し、被害者を不正な番号に誘導する仕組みを持っています。
マルウェアは、ユーザーが悪意のあるアプリをダウンロードすることでデバイスに組み込まれます。
このアプリは、デフォルトの電話アプリとして設定するように促し、設定後にはすべての通話を管理できる権限を持つことになります。
そのため、ユーザーは新たにインストールしたアプリをデフォルトの通話アプリとして設定することを避けるべきです。
信頼できるアプリは、Google Play ストアからダウンロードすることが推奨されます。
また、FakeCallのような悪意のあるアプリは、公式ストア以外からの「サイドローディング」によってインストールされることが多いため、ソーシャルメディアやメールなどでの誘いに乗らないよう注意が必要です。
このようなリスクを理解し、適切な対策を講じることが重要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6e3924baaf4b5dd1f712d1f20f52f3323d600f2b
コメントでは、Androidユーザーが新たに発見されたマルウェア「FakeCall」に対する不安を表明していました。
特に、アプリによるデータ保存のために、スマホの全データ記憶域へのアクセス権限が求められることが問題視されていました。
これにより、電話履歴やメール内容、個人の写真や動画など、重要な情報が不正に取得される危険性があると指摘されていました。
また、良心的なアプリも悪意のあるアプリも同様にアクセス権限を要求するため、ユーザーはどのアプリが安全なのか判断しづらい状況にあると感じているようです。
さらに、Googleが標準電話アプリに録音制限を設けたことが、ユーザーを怪しいアプリに誘導し、結果的にマルウェアが増加したとの意見もありました。
Androidの仕様についても、特にRakuten Linkのようなアプリがデフォルトの電話アプリ設定を無視する例が挙げられ、ユーザーが意図しない形での不正利用が行われることに対する不安が強調されていました。
シニア向けのAndroidスマートフォンに対する懸念も多く、特に高齢者が不正アプリに騙されるのではないかという心配が寄せられていました。
全体的に、Androidのセキュリティに対する不安や、Googleの対応に対する疑問が多くのコメントで共有されていました。
ネットコメントを一部抜粋
アプリで作り出されるデータ保存のために、ネットを通してサーバに預けるか、ユーザーの手元に保存するためにスマホのデータ記憶域全域のアクセス権限を要求する事になる。
いくつかのセキュリティ会社が指摘しているんですが、Googleが標準電話アプリに録音制限なんて掛けるからユーザーが怪しいアプリを入れる羽目になってこの手のマルウェアが急増したんですけどね。
Androidの仕様はいい加減で怖いね。
また、Androidか。
このような記事を見るにつけ、某社が出したらくらくスマートフォンなどのシニア向けとされるAndroidスマートフォンなどは、大丈夫なのだろうかと不安にかられる。
違うでしょ、悪いのは被害者じゃなくて 犯罪者。