全日本柔道連盟がGS東京大会に出場する選手を発表。村尾三四郎ら3選手が出場し、鈴木桂治監督は戦う準備ができているか確認したと述べた。一方、阿部一二三や永瀬貴規は欠場。
要約すると全日本柔道連盟は、2024年12月7日と8日に東京体育館で開催されるグランドスラム(GS)東京大会に出場する選手を発表しました。
男子90キロ級の村尾三四郎(JESグループ)をはじめ、パリ五輪でメダルを獲得した3選手が選ばれました。
村尾のほかには、60キロ級銅メダルの永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)と73キロ級銅メダルの橋本壮市(パーク24)が出場します。
オンライン会見に出席した鈴木桂治男子代表監督は、選手たちが五輪での悔しい思いを抱えながらも、GS東京への出場を決断した経緯を説明しました。
出場の意思確認の際、鈴木監督は「ここに出ないと次につながらないわけではないが、まずは戦う準備ができているのかを確認した」と述べました。
選手たちは所属先の指導者と相談の上で出場を決めたとのことです。
一方で、五輪で金メダルを獲得した66キロ級の阿部一二三(パーク24)と81キロ級の永瀬貴規(旭化成)は欠場となります。
また、100キロ超級の斉藤立(JESグループ)は頸椎のヘルニア手術を受けたため出場が難しく、100キロ級のウルフ・アロン(パーク24)は来年6月の全日本実業団体対抗大会での引退を表明しています。
鈴木監督は「GS東京は来年6月のブダペスト世界選手権の代表選考大会でもある。
大会後に、阿部と永瀬が世界選手権出場を目指す意向があるか確認したい」と今後の見通しについて語りました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1a3f53f636e04c22995dad8f8c95b37359a624bd