韓国軍が北朝鮮のミサイル脅威に対抗するため、黄海で「天弓」や「パトリオット」を用いた射撃訓練を実施。標的の撃墜に成功し、軍の対応能力を示しました。
要約すると韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮の弾道ミサイル発射に対抗するため、西部の黄海地域で地対空ミサイル「天弓」や地対空誘導弾「パトリオット」を使用した射撃訓練を行ったと発表しました。
この訓練は、北朝鮮のミサイル発射を想定しており、天弓2とパトリオットを用いて仮想の標的を迎撃する形で実施され、標的の撃墜に成功しました。
天弓2は、敵の航空機やミサイルを迎撃するための防空兵器であり、高度30～40キロで北朝鮮のミサイルを迎撃するミサイル防衛システムの中心的な役割を果たしています。
最近、北朝鮮は戦術核を搭載可能とされる口径600ミリの超大型放射砲や、固体燃料式の新型大陸間弾道ミサイル「火星19」を発射しており、韓国側の緊張が高まっています。
合同参謀本部は、今回の訓練を通じて「北の高まるミサイル脅威に即時かつ圧倒的に対応できる軍の能力と態勢、断固たる対抗意志を示すために実施した」と強調しました。
さらに、韓国軍は今後も強固な連合防衛体制の下、北朝鮮の動向を注視し、いかなる挑発や脅威にも揺るぎない軍事対応態勢を維持していくと述べています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/56fb022b6501561c84d899b3694bb379b5c036a8