トランプ前大統領が政権移行を本格化し、ハリス副大統領が敗北を認めて祝意を表明。バイデン大統領も協議を提案し、政治的な動きが活発化している。
要約すると2023年11月6日、米国のフロリダ州ウエストパームビーチにおいて、トランプ前大統領が政権移行チームの本部を設置し、約4000の政治任用ポストの選定を本格化させた。
トランプ氏は、米大統領選で勝利を収め、民主党候補のハリス副大統領は同日、敗北を認め、トランプ氏に祝意を伝えた上で、平和的な政権移行への協力を申し出た。
バイデン大統領もトランプ氏に祝意を表し、ホワイトハウスでの政権移行に関する協議を提案した。
ハリス氏は自身の母校での演説で、選挙結果を受け入れることが民主主義の根本原則であると強調し、米国の理想の光は輝き続けると述べた。
トランプ氏は新たにミシガン州を制し、選挙人数はトランプ氏291、ハリス氏223となった。
さらに、トランプ氏が公的手続きを妨害したとして起訴された件について、スミス特別検察官が起訴を取り下げる方向で司法省と協議していることも報じられた。
トランプ氏は自らに恩赦を与える可能性についても取り沙汰されている。
また、トランプ氏が21年の大統領退任時に持ち出した機密文書の取り扱いに関する起訴について、フロリダ州連邦地裁が無効と判断したことも注目されている。
大統領選と同時に行われた連邦議会選では、共和党が上院で過半数を制したが、下院選は接戦が続いている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/53320d44865ef9e6c2501912bb908f47795f222d