カマラ・ハリス副大統領が米大統領選2024で敗北を認め、平和的な政権移行を訴えました。彼女は支持者に諦めずに戦うことを呼びかけ、トランプ氏との連絡も伝えました。
演説はワシントンのハワード大学で行われ、ハリス氏は「この選挙結果は私たちが望んだものではない」と述べつつ、平和的な政権移行の重要性を強調した。
彼女は「アメリカの約束の光は常に明るく燃え続ける」と語り、理想のために戦うことを決して諦めないと訴えた。
演説中、聴衆の多くが感情を抑えきれず涙を流し、ハリス氏は「みなさんの中で今、さまざまな感情が渦巻いているのは分かっている」と共感を示した。
さらに、トランプ氏との電話で平和的な政権移行を支援する意向を伝えたことを明かし、支持者からはブーイングが起こった。
ハリス氏は「この選挙での負けを認めるものの、この選挙戦の原動力となった戦いについては、負けを認めない」と強調。
演説では「戦い」や「戦う」という言葉を19回使用し、トランプ氏を「ファシスト」と呼び、アメリカの民主主義を脅かす存在だと非難した。
また、彼女は多くの人々が暗黒の時代に突入するかのように感じていることを理解しつつも、そうならないことを願うと述べた。
ハリス氏は歴史的な選挙戦を戦ったが、女性や黒人女性、南アジア系として初の大統領を目指したものの、その夢は叶わなかった。
出口調査によると、彼女は女性からの支持を予想以上に得られず、経済問題が重要視される中で明確なメッセージを打ち出せなかったことが批判されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/64362731fb04c6af5c5cf1ab641d9ea0fcbc7a08
カマラ・ハリス氏の2024年米大統領選での敗北を受けた演説に対するネットのコメントは、多岐にわたる意見が寄せられました。
特に、トランプ氏の当選を「変化への渇望」と捉える声が多く、現状への不満が背景にあることが強調されていました。
経済問題やインフレ、移民政策など、国民が直面している課題に対する真摯な対応が求められており、これらの問題が選挙結果に影響を与えたと考えられていました。
また、民主党支持者の中には、ハリス氏の政策や演説内容に対する不満があり、特に経済に関する具体的な提案が不足していたとの指摘がありました。
さらに、演説が感情に訴えるものであったとしても、具体的な解決策が示されなければ支持を得ることは難しいとの意見もありました。
全体として、ハリス氏の敗北は、国民が求める政策と候補者の資質に対する期待が反映された結果であったと考えられます。
ネットコメントを一部抜粋
ヒラリー・クリントン候補がトランプ元大統領に負けたとき、民主党支持者が暴動をおこしたからね。
今の国民が欲しているのはインフレや家賃高騰に対する改革。
トランプ大勝の要因は一言「変化への渇望」だったと思う。
中絶問題やLGBTQなど「平時」に議論してくれ。
本当に頭に入ってこない演説だった。