立憲民主党の野田代表がトランプ氏の勝利に懸念を示し、米国の国際社会への関与低下を指摘。新首相にはトランプ氏との信頼関係構築を求める。
野田氏は、トランプ氏の勝利が米国の国際社会へのコミットメントを低下させる可能性が「非常にある」と懸念を示し、今後の新首相には「個人的な信頼関係を早くトランプ新大統領と結ぶべき」と述べました。
記者からは、トランプ氏が米軍駐留経費の増額を求めた場合の対応についての質問があり、野田氏は「思いやり予算」を含め、日本はこれまで相応の対応をしていることをしっかり説明する必要があると語りました。
また、日米地位協定に関する要求も主張していく意向を示しました。
野田氏は、米国が国際社会へのコミットを引いていく事例として、東南アジア諸国連合(ASEAN)や東アジアサミット(EAS)を挙げ、特にトランプ氏がオバマ大統領のように参加しないことで、東南アジア諸国が失望したことを指摘しました。
バイデン氏も近年のEASにおいて参加が少ない状況を踏まえ、アジアの安保環境が緊迫している中で、日本がトランプ氏にコミットしてもらうよう主導していく必要があると強調しました。
野田氏の発言は、今後の日本と米国の関係における重要な課題を浮き彫りにしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ffefdc8b5f2fbe10ddc881e6c40835368579c6b6
ネット上のコメントでは、立憲民主党の野田代表がトランプ氏の当選に対して懸念を示したことに対する様々な意見が寄せられました。
多くのコメントが、野田氏が米国との信頼関係を築くための具体的な戦略を持っていないことを指摘し、特に自民党の麻生氏との比較が行われていました。
野田氏がトランプ氏と良好な関係を築くためには、まず自らの立場を明確にし、他国との外交を真剣に考える必要があるという意見が多く見受けられました。
また、国際社会への日本のコミットメントが低下することへの懸念も表明され、特に米国が自国第一主義を強める中で、日本も独自の立場を確立する必要があるとの声がありました。
さらに、過去の民主党政権下での外交の失敗を引き合いに出し、立憲民主党が同じ過ちを繰り返さないようにとの警鐘が鳴らされていました。
全体として、野田氏の外交姿勢や党内の一致した方針の欠如が問題視され、今後の日本の外交に対する不安が広がっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
個人的な信頼関係日本で適所な人物は理解されておられるのに名前を出さない政治的な取引的な事言われるのはどうなんでしょうか?
日本の野党第一党は、最も重要な相手国の次期大統領へのつてを一つも持っていないのでしょうか。
どの国も自国第一主義でやるのは当たり前のこと。
米国も国力が衰えているから国内を無視して国際情勢への関与を増加させるわけには行かない。
トランプ氏が大統領になって最も影響を受けるのは欧米日韓などで他は関係なさそうな感じ。