台湾総統府が、頼清徳総統とトランプ氏の電話会談を求めていないと明言。祝福の書簡を送ったことを強調し、報道を否定しました。
要約すると台湾の総統府は、頼清徳総統が米大統領選で当選したトランプ前大統領との電話会談を求めていないと明言しました。
この発表は、米ブルームバーグ通信が報じた内容に対する反論として行われました。
報道によると、頼総統はトランプ氏との会談を検討しているとのことでしたが、総統府はすでに駐米国台北経済文化代表処を通じてトランプ氏に祝福の書簡を送ったことを強調しました。
過去には、トランプ氏が2016年の大統領選で当選した際、蔡英文前総統が選挙後約1カ月でトランプ氏と電話会談を行ったことがあります。
しかし、今回の報道では、電話会談がすぐに実現する可能性は低く、トランプ氏が会談に応じるかどうかも不透明であると伝えられています。
総統府の報道官、郭雅慧氏は、報道が事実と異なると強調し、頼総統がトランプ氏と副大統領に就任するバンス氏に祝福の意を伝えたことを明らかにしました。
また、頼総統は台米の緊密なパートナーシップの基盤の上で、トランプ政権とのさらなる協力強化を期待していることも述べています。
このように、台湾の立場は明確であり、今後の米国との関係における戦略的な動きが注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e4077ab217382e69c409cb7153bcda1c0bff2756