「Thunderbird」が新バージョンにアップデート、圧縮頻度の調整や多くの問題修正を実施
このアップデートは、連日のものであり、特に自動圧縮の閾値が見直され、圧縮の頻度を減らすために以前より高く設定されています。
これにより、ユーザーはより快適にメールを管理できるようになることが期待されます。
さらに、今回のアップデートにはいくつかの問題修正と改善が含まれています。
具体的には、新しいプロフィールの作成時にコンソールエラーが発生する問題や、修復フォルダーで古いメッセージの日付と時刻が正しく表示されない問題、メッセージの圧縮に失敗した際に最近削除したメッセージが削除されない可能性がある問題などが修正されました。
また、ビジュアルやユーザーエクスペリエンス(UX)の改善も行われ、HTMLボタンをクリックすると「Thunderbird」がフリーズする問題や、メッセージをドラッグで選択できない問題、MIME暗号化メッセージの添付ファイルが開けない問題なども解消されています。
さらに、アカウント作成のセットアップドキュメントリンクが機能しない問題や、QRコードでアカウント設定をモバイル版「Thunderbird」にエクスポートする際の特定条件下でQRコードが生成できない問題も修正されています。
ただし、セキュリティ関連の修正についてはアナウンスされていません。
「Thunderbird」はWindows、Mac、Linuxに対応するフリーソフトで、公式サイトやMicrosoft Storeからダウンロード可能です。
既に利用しているユーザーは、メインメニューのヘルプから手動で更新ができます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0e3f89dd26479a68c68af37939b3e312fb9aadf3