KDDIがセキュリティ企業ラックを246億円で買収し、完全子会社化を目指す。新たなソリューション提供へ向けた取り組みが進行中。
要約するとKDDIは2023年11月7日に、セキュリティ企業であるラックに対して普通株式の公開買付（TOB）を実施し、同社を完全子会社化する意向を発表しました。
公開買付の価格は1株あたり1160円で、買付総額は約246億円に達する見込みです。
KDDIとラックは2007年から資本提携を結び、新サービスの共同開発やクラウド、IoT領域への拡大を通じて、数多くの協業を行ってきました。
KDDIはこの取引を通じて、ラックの豊富なサイバーセキュリティに関する知見と、自社のネットワークサービスなどの経営資源を統合し、顧客に最適なソリューションを提供する体制を構築することを目指しています。
公開買付は2023年11月下旬に実施される予定であり、これに先立ってラックの特別委員会が答申を行い、2024年11月7日に開催予定の取締役会においてTOBに賛同し、株主に対して応募を推奨する決議を行うことが確認されています。
この動きは、KDDIがサイバーセキュリティ分野での強化を図る一環として注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/77a038cffecf49bfe269f97335a53b11c7628e15