Vtuber修正依頼問題と下請け業者の苦悩

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Vtuberによるアバター修正依頼が問題視され、243回の無償修正が発覚。下請け業者への代金支払い遅延も指摘され、業者の負担が増大している。

要約するとVtuberのアバター修正依頼に関する問題が浮上している。

Vtuberのマネジメントを手掛ける会社のスタッフAさんは、Vtuberたちの細かい修正要求に驚いており、鼻の高さや髪の流れに至るまで、非常に細かい注文が多いと証言している。

特に、修正作業の回数が243回に達したことが公正取引委員会により指摘され、下請け業者に無償でやり直しを強いる行為が「下請代金支払遅延等防止法」に違反する可能性があるとされている。

これにより、業者への代金支払いが遅れ、最大619日も遅延するケースもあった。

Aさんは、納品後にギャラを支払うため、何度も修正を依頼することが多く、これが業者にとって割に合わない状況を生んでいるとコメント。

また、Vtuberの甘愛乃しふぉんさんは、自分の理想を追求するために修正依頼を行っているが、契約で1回までの修正が許可されていると語った。

動画スタッフは、編集での修正依頼が多く、特に音程の修正や外見の修正に関する要求が多いことに不満を抱いている。

最終的に、Vtuberたちが求める理想の姿を追求する中で、無限に修正を求めることが現実的かどうかについても疑問が呈されている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a0e037077609f5ef46fecafef96ac69c29136b0a

ネットのコメント

Vtuber修正依頼問題に関するコメントでは、クリエイターと依頼者間の契約が曖昧であることや、修正依頼の回数が過剰であることが主な焦点となっていました。

多くのクリエイターが、依頼時に明確な条件を設定しないことが問題を引き起こすと指摘し、特にリテイクの回数や料金についての取り決めが重要であると述べていました。

契約内容が不明確なまま進めると、依頼者側の期待とクリエイター側の実力にギャップが生じ、結果として修正依頼が増え、無償での作業が続くことになるといった意見がありました。

また、クリエイターの精神的苦痛や労力の大きさについても言及され、依頼者側がどれだけのリテイクを許容するかを事前に決める必要があると強調されていました。

さらに、クリエイターの技術や実力を理解した上で依頼を行うことが重要であり、依頼者が細かい修正を繰り返すことでクリエイターが不利益を被る現状が問題視されました。

業界全体として、クリエイターと依頼者の間でのコミュニケーションやサポート体制の強化が求められ、適切な報酬体制の整備が必要であるとの意見が多く見られました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 細々とクリエイターをやっているのですが、イラストレーターさんに依頼する時、結構細かく依頼を出して何回か修正依頼も出しました。

  • 契約の曖昧さ。

    発注側は明確にすべきであり、受注側は無料修正は何回までとする契約が必要です。

  • 3Dモデリングは本当にとんでもない労力と集中力が必要です。

    特に大手企業レベルではクオリティが求められます。

  • 納得できる仕上がりになるまで何度もこだわることは悪いことではありませんが、報酬はしっかり受け取るべきです。

  • クリエイターと依頼者の意思疎通が上手くいかなかったことが問題だと思います。

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