不登校児童生徒34万人超、いじめも深刻化する現状

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2023年度の不登校児童生徒数が34万人を超え、いじめの重大事例も増加。背景には保護者の考え方や認知の進展がある。

要約すると2023年度の文部科学省の調査によると、全国の小中学校で30日以上欠席した不登校の児童生徒は34万6482人に達し、これは全体の3.7%に相当し、11年連続で増加していることがわかった。

前年からは4万7434人(15.9%)の増加で、過去最高を更新した。

不登校の小学生は13万370人(全体の2.1%)、中学生は21万6112人(同6.7%)で、特に中学生の割合が高い。

また、専門的な支援を受けられない不登校児が13万4368人いることも明らかになった。

これに加え、学校で認知されたいじめの件数は73万2568件で、前年より7.4%増加している。

特に、身体的被害や長期欠席を伴う「重大事態」は初めて千件を超え、1306件に達した。

文科省は、不登校の増加について、無理に通学させる必要がないと考える保護者が増えていることや、いじめの認知が進んでいることが背景にあると分析している。

調査によると、不登校の主な理由は「学校生活にやる気が出ない」が32.2%、「不安・抑うつ」が23.1%であり、精神的な問題が不登校の要因となっていることが示唆された。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1fce347d2199e30e7f00908c76b79984fb0e2744

ネットのコメント

不登校児童生徒の問題に対するコメントでは、無理に通学させる必要がないという意見が増えたことが強調されていました。

多くの保護者が、子どもが自宅で学ぶことや大検に向けた学習方法を支援することが重要だと考えていたようです。

また、現在の教育システムが子どもたちに過剰な負担を強いているとの指摘もあり、特にいじめの問題が深刻化していることが懸念されていました。

さらに、教育の選択肢を増やすことや、子どもたちが心の余裕を持てる環境を整える必要性も多くのコメントで述べられていました。

いじめの重大事案について、学校や教師に解決を求めるのは難しいとの意見もあり、警察への届け出の重要性が指摘されていました。

教育の衰退が不登校の増加に寄与しているとの考えもあり、政治の役割が重要であるとの意見も見受けられました。

全体として、子どもたちの命や心の健康を最優先に考えるべきだという共通の意識が感じられました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 無理に通学させる必要がないと考える保護者が増えた。

  • 今の子どもはやることが多すぎると思う。

  • いじめについての重大事案はどのくらい警察に届けられているのか。

  • 学校に行きたくなければ行かなくても良いと思います。

  • 不登校が増えているのは教育の衰退が大きいように思います。

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