GIMPが20年ぶりのメジャーアップデート「GIMP 3.0」のリリース候補版を公開。新機能や改善点が多数追加され、今後の正式版リリースに期待が高まる。
要約すると2023年11月6日、GIMPの開発チームは、無料で高機能な画像編集ソフト「GIMP 3.0」のリリース候補版を公開しました。
これは、GIMPが1995年に開発を開始して以来、実に20年ぶりのメジャーアップデートにあたります。
GIMP 3.0では、GUIツールキットが「GTK 3」に変更されるなど、多くの改善が施されており、過去最大のアップデートとなることが期待されています。
特に、色管理機能が大幅に改善される「Color Space Invasion」や、非破壊フィルターのアップデート、ユーザーインターフェイスの改善が注目されています。
また、1ピクセルあたり64bitのBMP画像のサポートや、Photoshop形式のレイヤーを含むTIFF画像のインポートも可能になるなど、機能が強化されています。
GIMP 3.0が正式版に移行した後は、小規模で機能重視のリリースに注力し、1年以内に「GIMP 3.2」をリリースする計画です。
GIMP 3.0のリリース候補版は、Linux、Windows、macOSに対応しており、Windows版にはx86版とARM版のインストーラーが用意されています。
公式サイトの開発版ダウンロードページから、今すぐダウンロードが可能です。
GIMPは、オープンソースの画像編集・処理ソフトとして、26年の歴史を誇り、多くのユーザーに支持されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9a7a28e8ce2fc724508e732676b3793c8cb16e89