オーストラリアが新型艦の共同開発国を日本とドイツに絞り込み、最大11隻を導入予定。契約額は約1兆円。
この計画は、老朽化したフリゲート艦の代替として最大11隻の新型艦を配備するものであり、契約額は今後10年間で約110億豪ドル(約1兆1200億円)に達する見込みです。
日本の提案する艦艇は、海上自衛隊の最新鋭護衛艦「FFM」(もがみ型)を基にしたものと考えられています。
これにより、オーストラリアは海軍の能力を強化し、地域の安全保障に寄与することを目指しています。
韓国とスペインは、開発候補から除外されたため、日本とドイツが選ばれた背景には、両国の技術力や協力関係が大きく影響していると見られます。
この決定は、オーストラリアの防衛戦略において重要な一歩となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/68b5227c0b7fb849fc32dc11c007598f12d21cf2
豪州海軍の新型艦に関する共同開発のニュースに対するコメントでは、日本とドイツの造船技術の比較や防衛協力の可能性が多くの人々によって語られました。
特に、日本のもがみ型護衛艦の高い省人性能や量産性が評価され、オーストラリアにとって有利な選択肢であるとする意見が目立ちました。
また、日独の艦船建造の伝統や技術力の高さが強調され、日本がオーストラリアにおいて信頼できるパートナーとなる可能性についても期待が寄せられていました。
一方で、過去の潜水艦案件での経験から、オーストラリアが日本を選ぶかどうかは不透明であり、ドイツの実績や輸出経験が強力な競争要因となることが懸念されていました。
特に、オーストラリアの造船業の技術力や、現地での製造に伴う技術流出のリスクについても指摘されました。
さらに、政治的な配慮やアメリカの影響が選定に影響を与える可能性についても言及され、慎重な見方が示されていました。
全体として、コメントは日本の防衛産業の未来に対する期待と不安が入り混じったものであり、共同開発が成功すれば日本にとって大きなチャンスであるとの意見が多く見受けられました。
最後に、オーストラリアとの関係が新たな市場開拓につながることを願う声もあり、今後の展開に注目が集まっていました。
ネットコメントを一部抜粋
メンテナンスの観点、防衛の協力で日本は有利かな?
意外にも最終に残りました。
オーストラリア側の艦船整備能力が十分につくまでは近い日本の方が有利だと思う。
共同開発なら日本にも可能性が大いにあると思う。
日本の防衛産業が、こうして世界から注目され、新たな市場開拓にまで至ったのは画期的と言える。