半導体設計者を育成する新プログラムが発表。LSTCとTenstorrentが3つのコースで即戦力を養成。
要約すると技術研究組合最先端半導体技術センター（LSTC）とTenstorrent USAは、半導体設計を担う人材を育成するためのプログラム「最先端デジタルSoC設計人材育成」を発表しました。
このプログラムは、2024年11月5日に新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業／人材育成（委託）」に採択され、シリコンバレーの企業での実践的なトレーニングを通じて、即戦力となる半導体設計者を育成することを目指しています。
プログラムは「上級」「中級」「初級」の3つのコースに分かれており、上級コースではシングルナノ半導体の設計者を育成するために、Tenstorrent USAでのOJT（On the Job Training）が予定されています。
中級コースでは、28ナノ以下のロジック半導体を設計できる人材を育成し、東京大学や産業技術総合研究所のAIチップ設計拠点を活用して実践的な技術を学びます。
初級コースでは、最先端EDAツールの利用法を学び、短期間で実践的な設計技術者を育てることを狙っています。
各コースの受講者募集に関する詳細は、今後LSTCのウェブページに掲載される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f1831d4249ec2d95099523ff20eee51afcc81c6c