障害者向けグループホーム「恵」が行政処分を受け、全国の事業所を神戸の「ビオネスト」に譲渡することが決定。利用者へのサービス継続が期待される。
要約すると障害者向けグループホームを運営する大手会社「恵」が、利用者から食材費を過大に徴収した問題で行政処分を受け、全国で運営する事業所を神戸市の介護福祉事業会社「ビオネスト」に一括譲渡することが明らかになった。
厚生労働省が8日に発表したこの決定により、恵は12都県にわたる約100カ所のグループホームや、短期入所、生活介護、放課後等デイサービスなどの事業所を譲渡することになる。
恵については、愛知県と名古屋市が6月に県内5カ所の事業所指定を取り消す処分を発表しており、厚労省は約100カ所の指定更新を認めず、順次打ち切る「連座制」を適用している。
このような背景の中で、恵は事業運営の見直しを迫られ、ビオネストへの譲渡が決定された。
これにより、利用者へのサービスが継続されることが期待されているが、恵の信頼回復には時間がかかると見られている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2a7e49ffbe1399d6cdcab28d1832e99ad77cb46a