マカオ科技大学で開催された「QS Higher Ed Summit」で、QSが発表したアジア大学ランキング2025でマカオ大学とマカオ科技大学が若干のランクダウンを報告。アジア地域の大学の急成長が影響している。
要約すると2023年11月7日、マカオ政府教育・青年発展局(DSEDJ)が主催する「QS Higher Ed Summit: Asia Pacific 2024」がマカオ科技大学で開催され、世界各地から約1200人が参加した。
このイベントの中で、英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)が「QSアジア大学ランキング2025」を発表した。
ランキングにはアジア25の国と地域から984大学が対象にされ、マカオからはマカオ大学とマカオ科技大学の2校がランクインしたが、両校とも前年に比べて若干のランクダウンを経験した。
具体的には、マカオ大学は91位から99位に、マカオ科技大学は182位から226位にそれぞれ下降した。
一方で、2024年6月に発表された「QS世界大学ランキング2025」では両校とも前年からランクを上げており、アジア地域の大学が急速に成長していることが影響していると考えられる。
アジアランキングのトップ3は、1位が北京大学、2位が香港大学、3位がシンガポール国立大学で、中国本土の135大学がランキング入りし、特に復旦大学が5位に躍進した。
DSEDJは、マカオにおける高等教育の質の向上に向けた取り組みを継続する意向を示しており、世界的な高等教育の成長に対応した質の高い成長を推進する姿勢が伺える。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5e42e2acc6f3760fe55b229a2561b30d08b05c49