エヌビディアの元プログラマーが史上最大の4100万桁超の素数を発見。メルセンヌ素数としても知られ、GIMPSプロジェクトの一環として達成された。
この素数は4102万4320桁に及び、公式には「M136279841」と名付けられている。
素数とは、1とその数自身以外の数で割り切れない自然数を指し、デュラント氏は約1年間にわたり多額の私財を投入してこの発見を成し遂げた。
発見された素数は、350年以上前にフランスの修道士マラン・メルセンヌによって研究された「メルセンヌ素数」に分類され、今回の発見は52番目のメルセンヌ素数となる。
メルセンヌ素数は「(2のn乗)-1」の形で表記され、インターネットの安全性を確保するために利用されることもある。
英インペリアル・カレッジ・ロンドンのケビン・バザード教授は、デュラント氏の発見がコンピュータの歴史的な能力を示すものであり、人類の進化に寄与することを強調した。
また、デュラント氏は、コミュニティーを基盤としたプロジェクト「GIMPS」を通じて素数を探し、多くのボランティアとともにこの成果を達成した。
GIMPSは市民科学の代表例であり、専門家でなくても素数の発見が可能であることを示している。
デュラント氏は、スーパーコンピュータを使った高速処理のシステムを構築し、物理法則の限界に挑むことに興味を持っている。
彼は「これらの素数は、既知の宇宙で最大の『ユニークな情報の断片』だ」と語り、素数探求の意義を語った。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b255152a98829fa659d420a0d08042b793b57e64
コメントには、素数に対する様々な意見が寄せられていました。
多くの人が、素数が小学生の頃に学んだものであり、その後忘れてしまったという感想を持っていたようです。
この意見に対しては、素数が重要な数学の概念であることを指摘する声もあり、教育の場での素数の扱いについて考えさせられる内容がありました。
また、素数に対する興味を持つこと自体が特別であり、凡人ではないのではないかという意見もあり、素数に対する探究心の重要性が強調されていました。
さらに、素数に関する研究がロマンに満ちているという意見も多く、特に歴史的な数学の問題に言及することで、素数の魅力が語られました。
例えば、300年かかって解かれたヘルマンの最終定理に触れ、数学の奥深さを感じる意見がありました。
素数探しのための計算資源をビットコインのマイニングに使う提案もあり、現代の技術と数学の関係についての考察がありました。
全体として、素数に対する関心やその研究の意義について、多くの人が深い思索をしていたことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
多くの人にとって素数は小学生以来忘れ去られて久しい。
素数みたいな基礎数学論はある意味ロマンの世界だね。
n を自然数,A をミルズ定数としたとき、p は素数となる。
素数に興味があるというだけで凡人ではないんだろうな。
ビットコインのマイニングに使われるパワーを素数探しに使ったら、、、