トランプ氏当選確実の誤情報、ワクチン禁止法の成立は虚偽
要約すると2024年11月7日、ドナルド・トランプ前大統領の当選が確実視される中、「ワクチン禁止法」と「向精神薬禁止法」が成立する見通しだとする誤った投稿がSNS上で拡散しました。
この投稿は、まとめサイトのXアカウントから発信され、2800件以上のリポストを記録し、表示回数は40万件を超えました。
投稿には、掲示板サイトのスレッドタイトルが引用されており、内容が誤解を招くものであるとコミュニティノートでも指摘されています。
具体的には、毎日新聞の記事を元にしたもので、トランプ氏が当選した場合、反ワクチン派のロバート・ケネディ・ジュニア氏が政権で重要な役割を果たす可能性が示唆されていますが、特定のワクチンを禁止するという記述はありません。
ケネディ氏自身は、ワクチンを奪う意図はないと明言しており、米国民に質の良い情報を提供することに努める意向を示しています。
このように、拡散された投稿は事実に基づいておらず、誤った情報であることが判明しました。
ファクトチェックによると、トランプ氏がワクチンに否定的なケネディ氏を要職に起用することは事実ですが、具体的な法律の成立に関する情報は根拠がないため、誤りとされました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ee3c2f2f922a539ea171fdb8744d8556e6ae2f8e