韓国陸軍は10月7日、北朝鮮の挑発に対抗するため、玄武IIミサイルの射撃訓練を実施。約200キロ飛行し、仮想標的に命中した。これにより防衛能力を強化し、北朝鮮への圧力を高める狙いがある。
要約すると2023年10月7日、韓国陸軍は「地対地ミサイル実射撃訓練」を実施し、北朝鮮の弾道ミサイル挑発に対抗するため、玄武IIミサイルを発射した。
この訓練は、韓国型3軸体系「大量反撃報復(KMP)」の一環として行われ、ミサイルは約200キロ飛行し、仮想標的に命中した。
玄武IIは北朝鮮全域を射程に収める能力を持ち、弾頭には子弾が含まれており、広範囲を破壊する力を持つ。
射程距離によってA、B、C型に分類されるが、詳細な仕様は公開されていない。
軍関係者によれば、最近の訓練は通常C型を使用することが多いという。
また、同日には空軍による地対空ミサイルの迎撃訓練も行われ、韓国型ミサイル防衛(KAMD)体系の強化が図られた。
さらに、6日には西海(黄海)北方限界線(NLL)周辺で大規模な年次増援訓練が実施され、約6600人の兵力が動員された。
訓練には艦艇やヘリコプターなども参加し、陸・海・空軍が連携して北朝鮮の挑発に備える意志を示した。
これらの訓練は、韓国の防衛能力を強化し、北朝鮮に対する圧力を高める狙いがある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/94593a08c805fb3ad8088030b606c6010696ca47