ロールスロイスが映画「007/ゴールドフィンガー」の60周年を記念し、特注のファントム車を製作。金装飾のガジェットが多数備わり、映画のシーンを再現したデザインが特徴。
要約すると英高級車メーカーのロールスロイスは、映画「007/ゴールドフィンガー」の公開60周年を記念して、特注の「ロールスロイス・ファントム・ゴールドフィンガー」を製作しました。
この特別な車は、ジェームズ・ボンドの映画に登場する重要な役割を果たしたファントムIIIセダンカ・ド・ヴィルを基にしています。
プロジェクトには3年の歳月がかかり、すでに所有者がいるこの一台限りの車には、金で装飾された特注のガジェットが数多く備わっています。
トランクには金のゴルフクラブが設置され、映画の中でボンドが悪役オーリック・ゴールドフィンガーと初めて出会ったシーンを思い起こさせます。
また、ピクニックテーブルにはフォートノックスの架空の地図が金インレイで施され、映画の舞台であるスイスのフルカ峠の地図も組み込まれています。
ロールスロイスのビスポークデザイナー、ニック・ローズ氏は、これらのディテールを「イースターエッグ」として車全体に隠し込むことを意図しました。
映画の中で、悪役はファントム車のドアやボディーパネルに金塊を隠して運んでいたため、このアイデアが採用されたとのこと。
顧客は「車コレクターであり、ジェームズ・ボンドの熱烈なファン」とのことで、車はイングランド南部のグッドウッドで手作業で製作されています。
特注車の所有者は、黄色と黒のツートンカラーに塗装するボタンを押す栄誉も与えられています。
ロールスロイスはプロジェクトにかかった費用については言及していませんが、特注車の価値は計り知れないものです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f3667667e69984d079560dc43588f8e27c058930