フォーティネットがAIを活用した「FortiAnalyzer 7.6」を発表。セキュリティ運用の効率化やインシデント対応時間の短縮を実現する新機能を搭載。
要約するとフォーティネットジャパンは、AIを活用したセキュリティ運用プラットフォーム「FortiAnalyzer 7.6」の発表会を開催しました。
このプラットフォームは、テレメトリーデータのオーケストレーションとオートメーションを通じて、セキュリティ分析を強化し、インシデント対応時間の短縮を目指しています。
登坂恒夫氏は、データレイクから収集した情報を効果的に活用することの重要性を強調し、統合的なSecOpsプラットフォームの利点を説明しました。
FortiAnalyzerはAIを搭載し、脅威ハンティングやサイバーフォレンジックの機能を強化。
新機能として、セキュリティログの可視化を実現し、直感的に状態を把握できるようになっています。
さらに、SOC Automationによる機能統合により、SIEMやSOARの機能を一元化し、セキュリティ担当者の負担を軽減します。
伊藤史亮氏は、膨大なログデータをAIで分析し、高度な知識がなくても理解できる可視化を提供することの重要性を述べました。
また、AI機能「ForiAI」は、データのマスク化やクエリーの補足を行い、外部へのデータ流出を防ぎます。
最近の調査によれば、FortiAnalyzerの導入により、インシデント対応時間を99%短縮し、年間114万ドルの運用コスト削減が可能であるとのことです。
これにより、企業は多様化した攻撃に迅速に対応できる体制を整えることが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/870ead8d6ab7cc2f67c9fd452fc11800c7c7e931