ショクダイオオコンニャク開花、悪臭に長蛇の列

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オーストラリアの植物園で、10年に一度の「ショクダイオオコンニャク」が開花し、悪臭を体験するために多くの人が訪れています。

要約するとオーストラリア・ジーロング市にある植物園では、珍しい「ショクダイオオコンニャク」が開花し、多くの訪問客がその様子を見に長蛇の列を作っています。

この花は「死体花」とも呼ばれ、開花時に放つ腐敗臭が特徴で、甲虫やハエなどの受粉を助ける虫を引き寄せるためのものです。

ショクダイオオコンニャクは10年に一度しか開花し、その花の寿命は24時間から48時間と非常に短いため、訪問客はこの貴重な瞬間を逃さないように集まっています。

今回の開花は、2021年に南オーストラリア州アデレードの植物園から贈られたもので、植物園の担当者は長年その芽吹きを待ち続けていました。

開花が始まったのは今月11日で、初日には約5000人が訪れました。

来園者からは「ひどい悪臭」や「死んだポッサムのような臭い」といった表現が寄せられ、花の匂いは「ネズミの死骸」や「悪臭のする池」にも例えられています。

ショクダイオオコンニャクはインドネシアのスマトラ島が原産で、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。

寿命は30年から40年とされるため、一生のうちに開花する機会は限られており、野生の個体はわずか数百本しか残っていないと推定されています。

今回の開花は12日には終了すると見られています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c2c18e766ec3d76542e84406a95c156ed8348706

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