Googleが「Chrome 131」を正式リリース。新機能でPDFのOCRが可能に!
要約すると米Googleは11月12日、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定版をアップデートし、バージョン131.0.6778.69/.70をWindows/Mac環境に、Linux環境にはv131.0.6778.69を順次展開しました。
このアップデートの目玉は、PDFドキュメントに対するオンデバイスの光学式文字認識(OCR)機能の追加です。
これにより、スキャンした紙のPDFでもテキストの検索や選択、コピーが可能になり、ユーザーは一般的なHTMLページと同様の使い勝手を享受できるようになります。
このOCR処理はデバイス上で完結し、Googleにコンテンツが送信されることはありません。
さらに、省エネモードが有効な場合には、5分以上非表示かつ無音状態のタブがフリーズされ、CPU使用率が抑制されます。
ただし、オンラインミーティングや外部デバイスの利用中は対象外となります。
セキュリティ面では、12件の修正が行われ、特に8件の脆弱性に関するCVE番号が公開されています。
これらの脆弱性は、高リスクから低リスクまで様々で、現時点で悪用の報告はありません。
また、TLS証明書の信頼性に関する変更や、「セーフ ブラウジング」の拡張レポート機能のサポート終了なども発表されています。
デスクトップ版「Chrome」はWindows、Mac、Linuxに対応しており、公式サイトから無償でダウンロード可能で、既存のユーザーには自動で更新が行われます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/542a1aca99899ff3bf299c365d2b8502926263bd