イーロン・マスク氏がイタリアのメローニ首相の移民政策を支持し、裁判所の判決に不満を表明。移民をアルバニアに送る計画が人権侵害の懸念で差し止められたことに対し、反発が起きている。
マスク氏は、X(旧ツイッター)上で「判事は出て行け」と発言し、メローニ氏の移民強硬策を擁護した。
メローニ首相は、イタリアが不法移民を隣国アルバニアに送る計画を進めており、この政策は難民審査を行うためのもので、移民の滞留を防ぐ狙いがある。
政府は10月中旬から移民の移送を開始したが、伊裁判所は人権侵害の懸念からこの計画を認めない判決を下した。
具体的には、移民が難民資格を得られずに強制送還される場合、出身国での安全が確保されない可能性があるとの判断が示された。
政府は規則を修正したものの、11日の判決ではこの移送計画がEU法に違反するとされ、移民をイタリアに戻すよう命じられた。
マスク氏はメローニ首相と親しい関係にあり、トランプ次期大統領の支持者としても知られている。
トランプ氏が大統領選で勝利宣言をした後、マスク氏とメローニ氏は電話会談を行った。
これに対して、イタリアの左派野党は「外国司法への干渉だ」と反発しており、メローニ氏の右派政権の移民取り締まり政策がトランプ氏の「自国第一」の立場と一致していることが注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4a3fcee9bc1b0a95b0e7b2fe5045bb587c83937b
イーロン・マスク氏がイタリアのメローニ首相の移民政策を支持したことに関するネットのコメントは、移民問題に対する多様な意見を反映していました。
多くのコメントは、過去の不法移民の影響を懸念し、無秩序な移民政策の見直しが必要だと訴えていました。
特に、移民による治安の悪化や国民の生活への影響を心配する声が目立ちました。
人権を重視する考え方と、自国のメリットを優先する考え方の対立も見られ、移民問題は非常に複雑であることが強調されました。
また、判事の判断や法律の運用に対する疑問も多く、国民がもっと関与すべきだという意見も寄せられました。
全体として、移民に関する議論は深刻であり、各国が直面する課題として捉えられていました。
ネットコメントを一部抜粋
今までの行き過ぎた不法移民の在り方で幸せになった国があるだろうか?無いと思う。
国民に選ばれた立場で無い判事の価値観で重大な政策が左右される事に疑問を感じます。
実質的な政治難民を保護するためのルールを悪用している不法移民が根本的に悪いことは確かです。
人権を最優先する考え方と、自国のメリットがないことは否定する考え方の違いです。
裁判所の経費を削って不法移民対策にあてたらいいと思います。