トランプ次期大統領が退役軍人ピート・ヘグセス氏を国防長官に起用し、米軍幹部の解任を検討する委員会設立を計画。強固な国防政策を目指す意向が示されています。
ヘグセス氏は元陸軍州兵で、イラクやアフガニスタンでの任務経験を持ち、プリンストン大学を卒業し、ハーバード大学ケネディスクールで修士号を取得しています。
トランプ氏は、ヘグセス氏を「タフで賢明な米国第一の真の信奉者」と称賛し、彼の起用によって米軍が再び偉大になり、米国が決して引き下がらないことを示す意向を示しました。
一方で、ウォールストリート・ジャーナルの報道によると、トランプ氏の政権移行チームは「指導力に欠く」と判断した米軍幹部を解任するための委員会を設立する大統領令を検討しているとのことです。
この委員会は退役軍人で構成され、中将や大将の指導力や献身性を審査し、不適格と判断された幹部には30日以内の退役を求める権限を持つとされています。
特に、米軍制服組のトップであるブラウン統合参謀本部議長が標的となる可能性があると報じられています。
また、トランプ氏は、2021年にアフガニスタンからの米軍撤収に伴う混乱を批判し、その撤収に関与した司令官に辞任を求める考えを示していることも明らかになっています。
これにより、トランプ政権は軍の指導体制を強化し、より強固な国防政策を目指す意向を持っていることが伺えます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f1c8b711c78f1c010bc33f3f3b1ed79d0652f31f
アメリカの国防長官にヘグセス氏を起用し、幹部解任委員会を設立する計画に対するコメントは多岐にわたりました。
多くの人々は、アメリカの国防総省が世界最大の官僚機構であり、予算や人事の面でも巨大な影響力を持つことを指摘しました。
そのため、軍部の反発が予想されるとの意見がありました。
また、シビリアンコントロールを強化する意図があるのではないかとの見解もありました。
さらに、トランプ氏が軍部の中で自らの意向に従わない幹部を解任したいのではないかという声もあり、文民統制の重要性が強調されました。
内部の腐敗を解消するためには、利害関係のない人材の起用が最適だとの意見もあり、ネオコンの排除を求める声も見られました。
自衛隊においても同様の制度があれば、役に立たない将官が改善される可能性があるとの意見がありましたが、逆に浮つく将官が増える懸念も示されました。
また、安倍氏のように第二次政権に期待する声もあり、過去の悔しさを晴らしてほしいとの願望が表現されていました。
ネットコメントを一部抜粋
アメリカ軍部の反発は、かなり大きいんじゃないでしょうか。
本当の軍人は、徴兵を忌避した者の「行け行けドンドン命令」を受けることができるのかね。
ペンタゴン、CIA、FBIなど腐敗した内部を解体、再生させるには、DSの域のかかっていない利害関係のない人材の起用がベストかもしれませんね。
自衛隊でも、この様な制度があれば役に立たない将官も少しはマシになるかも。
安倍さんのように第二次政権に期待したい。