みずほFGと楽天カードが資本業務提携を発表し、新しいビジネスモデルを構築。ポイント連携や新カードの提供が予定されています。
具体的には、楽天カードの普通株式の14.99%をみずほFGに譲渡する契約を締結し、その譲渡金額は約1,650億円です。
この提携により、両社は決済分野での新しいビジネスモデルの構築を目指します。
さらに、みずほFG、みずほ銀行、ユーシーカード、オリエントコーポレーション、楽天グループ、楽天カードの6社による業務提携契約も結ばれ、資産形成・資産運用分野での連携を強化することが決まりました。
2023年11月からは、楽天証券ホールディングスとみずほ証券との連携が開始され、資産運用における新たなリテール事業モデルが展開される予定です。
提携の一環として、楽天カードとみずほ銀行が共同で提供する新しいクレジットカードが登場し、楽天ポイントが貯まるほか、ATM手数料の優遇も受けられるようになります。
この新カードは2023年12月から提供される予定です。
また、2025年春以降には、みずほ銀行の「みずほマイレージクラブ」がリニューアルされ、ポイントサービスの連携が行われる計画です。
さらに、法人向けには、楽天グループと楽天カードが持つ決済機能とみずほの資金繰り支援ノウハウを組み合わせた新しいビジネスカードの発行が検討されています。
これにより、加盟店への信用供与がより柔軟に行えるようになります。
両グループはまた、不正利用対策についても協力し、クレジットカード業界全体の不正被害の削減を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/16296ac97abe0ddbfe54e6dc9e74e8d639f37a6a