トランプ氏がマット・ゲーツ元下院議員を司法長官に起用する意向を示す中、共和党内では慎重な反応が広がっている。ゲーツ氏は性的違法行為の調査対象であり、上院での承認手続きが注目されている。
ゲーツ氏は性的人身売買容疑で司法省の捜査対象となっており、下院倫理委員会でも性的な違法行為について調査が行われていた。
彼は司法長官指名を受けて下院議員を辞職したばかりであり、上院司法委員会のメンバーたちはその調査結果を重視している。
テキサス州のジョン・コーニン議員は、下院倫理委の調査結果を「絶対に」確認したいと述べ、司法長官への指名に対する重大な疑問があることを強調した。
一方、サウスカロライナ州のリンジー・グラハム議員は調査結果にはあまり関心を示さず、承認手続きの中でゲーツ氏が厳しい質問を受けるだろうと予測している。
ノースカロライナ州のトム・ティリス議員は、候補者は敬意をもって扱われるべきだが、最終的には投票によって決まるとし、履歴書の重要性を強調した。
また、ミズーリ州のジョシュ・ホーリー議員は、指名を受けた人全員に対して徹底した経歴調査が行われるべきだと述べ、トランプ氏の人選を尊重する意向を示した。
アラバマ州のトミー・タバービル議員は、正しい判断を下すために調査結果を注視するとし、ゲーツ氏を長年知っていると述べた。
下院倫理委のマイケル・ゲスト委員長は調査結果について「機密事項」とし、結果の公表がどうなるかは多数決で決定されるとしたが、ゲーツ氏が辞職届を出したため、調査は打ち切られることになった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/de3ea98bae2108a2c5a2e852f7c0a42d330f905a
コメントでは、ゲーツ氏の司法長官起用に対する共和党内の反応が慎重であることが強調されていました。
上院でのトランプ派の議員数が過半数に満たないため、ゲーツ氏の承認がスムーズに進むとは限らないという意見が多く見られました。
また、ゲーツ氏には過去に訴追されそうになった経歴があり、これが承認に影響を及ぼす可能性が指摘されていました。
トランプ氏が自信を持ってゲーツ氏を推薦したものの、万が一の事態に備えて人選を迅速に変更する可能性もあるとの見解もありました。
さらに、トランプ氏の影響力を示すためにゲーツ氏を通すことが重要だとの意見もありましたが、通らない場合は「そりゃそうだ」と受け入れられるだろうとも述べられていました。
全体として、共和党内の意見は分かれており、トランプ氏の人事に対する反発や懸念が見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
上院の難しいところが出てきましたね。
トランプ氏を積極支持した共和党議員だけでは過半数に満たないので、
司法長官候補のゲイツ氏は過去に訴追されそうになった経歴があるので、
人選の迅速な差し替えも、トランプは予定してるだろうと思います。
なぜ、選挙に圧勝した次期大統領の人事に横ヤリを入れるんかな??