石川県羽咋市の気多大社が、能登半島地震からの復興を願い、七五三参拝者に輪島塗の箸を授与。被災した工房の特製箸が家族の思い出に残ることを期待。
要約すると石川県羽咋市にある気多大社では、能登半島地震からの復興を願い、七五三の参拝者に特製の輪島塗の箸を授与している。
この箸は、地震で被災した工房で製作されたもので、参拝者にとって特別な意味を持つものとなることが期待されている。
神職の三井比以呂さんは、七五三の儀式とともにこの箸が家族の思い出に残ることを願っていると話している。
箸を製作したのは、輪島市の鮓井商店で、同店は地震の影響で店舗が倒壊し、再建の道を歩んでいる。
鮓井商店の3代目店主である鮓井辰也さんは、元日の地震で店舗が壊れた後、少しずつ仕事を再開し始めたものの、9月には記録的な豪雨に見舞われ、仮工房にあった仕事道具や漆、金などが全て流出してしまった。
大社の関係者は、鮓井商店の厳しい状況を知り、特別な箸の提供を依頼し、朱塗りに黄金色で「気」という文字を描いた箸が完成した。
この取り組みは、地域の復興を願う気持ちと、七五三という伝統行事が結びついたもので、参拝者にとって心温まる体験となることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/24aac2e1f32c3210ea8532a815d38902aa9dafed