トランプ氏の新政権では、対北朝鮮・中国・イランに強硬な人材が多く選ばれ、「フロリダファミリー」が要職を占める状況が浮き彫りになっている。
要約するとトランプ氏の新政権における人事選考は、強硬派が中心となる「4050タカ派突撃隊」と呼ばれる布陣が特徴的である。
新たに指名された国務長官候補のルビオ氏は、中国の香港に対する自治権侵害に対抗するための制裁法案を提案し、対中制裁の動きに積極的に参加してきた。
さらに、ウォルツ氏も中国依存度を減少させる主張を行っており、対中強硬派の立場を強めている。
中央情報局（CIA）の局長に指名されたジョン・ラトクリフ氏も、対北朝鮮・中国に強硬な姿勢を持ち、イスラエル大使に内定したマイク・ハッカビー氏も対イラン政策の強化を示唆している。
このように、トランプ氏の第2期政権では、対北朝鮮や中国、イランに対する強硬な姿勢を取る人材が多く選ばれている。
また、フロリダ州に縁のある「フロリダファミリー」が要職を占めている点も注目される。
トランプ氏の所有するマー・ア・ラゴ・リゾートは、選挙期間中の拠点として機能し、政権引継ぎや人選議論において重要な役割を果たした。
ホワイトハウス秘書室長に内定したスージー・ワイルズ氏は、フロリダ州知事ロン・デサンティス氏の選挙運動を支援しており、国務長官候補のルビオ氏や国防長官候補のヘグセス氏もフロリダ出身である。
これにより、ホワイトハウスの権力がフロリダに集中している状況が見受けられる。
さらに、トランプ氏は移民政策の強硬派であるスティーブン・ミラー氏をホワイトハウス政策担当副秘書室長に内定したことを発表し、フロリダファミリーが政権の中心を担う構図が強まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9643445372a60af91ca156bc0281b91e6a6e4199