日本の建設技術研究所がマドリードでAIドローンを活用した洪水予測の実証実験を開始。老朽化した水道インフラへの対策として、リアルタイム予測システムの開発に取り組んでいる。
要約すると日本の建設技術研究所が、スペインのマドリードで進行中の下水整備プロジェクトにおいて、AIを搭載したドローンを使用した実証実験を行っています。
このプロジェクトは、マドリードの水道インフラの老朽化と氾濫リスクに対処するために始まりました。
特に、マドリードでは雨が少なく、突発的な豪雨が災害を引き起こす危険性が高まっています。
そこで、カナル社と協力し、洪水予測システムの開発に取り組んでいます。
実証実験は2023年4月から始まり、1年間のパイロットプロジェクトとして、特定地域での洪水予測を行う予定です。
このシステムは、従来の下水道モデルの複雑さを無視し、都市の地形に基づいて降雨の影響をシミュレーションする方法を採用しています。
これにより、リアルタイムで洪水リスクを予測することが可能になり、カナル社もその精度に驚いているとのことです。
最終的には、マドリード全域での洪水予測システムの実現を目指していますが、資金調達と時間が課題となっています。
今回のプロジェクトは、カナル社との初めての取引であり、技術を証明するために低コストでの実施が選ばれました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0a10077e959b194e0d23a2fdf0b2b376acf9b31b