アップルの新AIアプリ「Gemini」がiPhoneに登場。音声対話機能を搭載し、リアルタイムでの会話が可能に。ただし、いくつかの制約や改善点も存在。
このアプリは、チャット機能と音声での会話が可能な「Gemini Live」を搭載しており、ユーザーはリアルタイムでAIと対話することができます。
GeminiはこれまでにもiOS用の「Google アプリ」で利用可能でしたが、今回の単独アプリ版では特にGemini Liveが注目されています。
ユーザーは10種類の声色から選び、自然な会話を楽しむことができます。
Gemini Liveは無料で使用でき、アプリの右下にあるアイコンからアクセス可能です。
AIは質問に対してスムーズに応答し、話の流れを理解する能力も持っていますが、いくつかの制約もあります。
例えば、GmailやGoogle Workspaceのアプリとは連携しておらず、会話の内容を文字で確認することができないため、使い勝手において不便さを感じることがあります。
また、特定のフレーズで動作が停止することもあり、追加の呼びかけが必要になることがあります。
料理の手順やメールのテンプレート作成など、複雑なタスクはステップごとに対話を進めることでスムーズに行えるものの、AIの回答には改善の余地が残されていることも否めません。
具体的な情報を求めると、時には「ウェブサイトで確認してください」といった返答が返ってくることもあります。
さらに、AIが提供する情報の正確性については慎重になるべきで、過去にはAIが危険なレシピを提案した事例もあるため、信頼性には注意が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2f7bfe9b2e7f94cdbf4e35fee101adfcad798cdb