NHK大河ドラマ「光る君へ」の第44話で、柄本佑が詠んだ「望月の歌」が反響を呼び、道長と紫式部の関係性が新たな解釈を生んでいる。視聴者は歌の深い意味に感動し、SNSでの反響が続いている。
このドラマは、吉高由里子が主演し、平安時代を舞台にした壮大な恋愛物語で、紫式部の人生における重要な人物である藤原道長の役割を描いている。
今回のエピソードでは、道長が国家の頂点に立つ中で、彼の栄光を象徴する「望月の歌」を詠むシーンが特に印象的であった。
このシーンは、過去の名シーンと重なる演出が施され、視聴者に深い感動を与えた。
道長は満月を見上げながら「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば」と歌い上げる。
この歌は、道長の栄華だけでなく、彼が心寄せる紫式部への愛情も表現されていると解釈され、SNS上では「ラブレターのようだ」「2人だけの秘密がある」といった感想が相次いだ。
また、道長がまひろを見つめる瞬間や、彼女が涙を浮かべながら頷く姿も、視聴者の心に深く響いた。
脚本を担当する大石静は、道長とまひろの関係性を巧みに描写し、視聴者に強い印象を残している。
このように、道長の歌は彼の人生の中で特別な意味を持つものであり、視聴者はその解釈の深さに驚かされている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5497f32c63df7de6d17c1277357b683250251f8e
コメントでは、「光る君へ」における「望月の歌」の印象が、視聴者の心に深く残ったことが伝えられていました。
特に、廃邸での逢瀬のシーンにおける満月の描写が幻想的で美しかったという意見があり、視聴者はその美しさに感動したようです。
また、千年後にも歌の解釈が話題になることを想像し、道長や実資にそのことを伝えたいという気持ちを抱いた人もいました。
歌の解釈については、当初は道長の栄華を詠んだとされていたが、後に満月ではなかったことがわかり、解釈が変わってきたという意見もありました。
このように、視聴者は物語全体が和歌のようで趣きがあり、毎回浸ってしまうと感じていたようです。
さらに、道長に降り注ぐ月粉の描写に感動し、物語の終わりが近づいていることを実感する声もありました。
まひろとの約束を忘れたことがないという解釈についても、視聴者はその深い意味を評価していました。
全体として、視聴者はドラマの内容やキャラクターの関係性に心を動かされ、新たな視点を得たことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
望月の歌の印象が、このドラマ、この回を観た後では以前と大きく変わりました。
廃邸での逢瀬で見上げた満月と重ねる描写は幻想的で美しかった。
まひろに目を向ける場面、まひろに自分が築いてきた事や全てに対して思いを投げかけているように感じました。
道長に降り注がれた月粉がなんとも…ね。
まひろとの満月の約束を忘れたことがないよって解釈も良いねぇ。