トランプ氏が元テレビ司会者のオズ氏を公的医療保険の責任者に起用。医療費削減を目指す一方、疑似科学の拡散が懸念される。
この人事は上院の承認が必要であり、トランプ氏はオズ氏がすでに厚生長官に指名した反ワクチン論者のロバート・ケネディ・ジュニア氏と連携し、医療費削減に取り組む意向を示しています。
トランプ氏は「病産複合体」と呼ばれる、保険会社や医療機関、製薬会社の相互補完関係を批判し、医療費の圧迫を解消するための改革を目指しています。
オズ氏は、2010年から22年まで自身の名前を冠したテレビ番組を持ち、代替医療を推奨したことで医学界から「疑似科学を拡散させた」との批判を受けてきました。
さらに、2022年にはペンシルベニア州から共和党の上院議員選に出馬したものの落選しています。
トランプ氏の新政権での人事は、医療政策に大きな影響を与える可能性があり、今後の動向が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3adaa37b4a05f72762ef42af4d7de06e03f56c61
トランプ政権がオズ氏を医療政策に起用したことに対して、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、オズ氏の選任がアメリカの科学主義や合理主義に反するものであり、トランプ氏が反エスタブリッシュメントの立場から人選を行っているのではないかと懸念されていました。
特に、オズ氏が推奨する代替医療に対する疑念が強く、医学界からは「疑似科学を拡散させた」との批判があったことが取り上げられました。
このような背景から、オズ氏の起用がアメリカの医療政策にどのような影響を与えるのか、注目されていました。
また、アメリカの医療制度についても意見が交わされ、富裕層以外は治療費を全額自己負担する現状が問題視されていました。
そのため、トランプ政権が進める政策が社会的弱者にどのような影響を及ぼすのか、懸念の声が上がっていました。
さらに、トランプ氏の人選がアメリカの医療制度をさらに悪化させるのではないかという意見もありました。
全体として、オズ氏の起用に対する批判や懸念が強く、アメリカの医療政策の行方について多くの人々が関心を寄せていたことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
どこまで行くんだトランプ、という印象。
西洋医学はまだ150年程の歴史しかなく、もっと他の方法も認めるべきではないでしょうか?
アメリカは予防接種はほぼ無料で打てる国で、制度自体は充実している。
こういうのは覇権国家がやることじゃないんだよなぁ本来。
アメリカの内情も考えず批判ばかりはアメリカ人に失礼とも言えるよね。