エス・アンド・アイがLINE WORKS AiCallと生成AIを連携させた新サービスを発表。コールセンターの業務効率を向上させることを目指す。
要約するとエス・アンド・アイ株式会社(S&I)は、LINE WORKS株式会社のボイスボットサービス「LINE WORKS AiCall」と生成AIを連携させた新しいコンタクトセンター向けサービス「生成AI連携パック」を発表しました。
このサービスは、コールセンターの業務効率を向上させることを目的としており、特に顧客とボイスボットとのやり取りを円滑にし、オペレーターへの引き継ぎをスムーズにする機能を備えています。
具体的には、二つのパックが提供されます。
まず、「対話引き継ぎ要約」パックでは、ボイスボットとのやり取りを簡易ダッシュボード上で確認でき、オペレーターは時系列でのやり取りを要約して閲覧することができます。
これにより、オペレーターはボイスボットからの情報を元に、顧客への対応を迅速に行うことが可能となります。
次に、「シナリオ」パックでは、ボイスボットと生成AIを連携させ、顧客のニーズに応じた柔軟な応対フローを実現します。
具体的には、顧客が自由に話す内容から意図を理解し、必要な情報を自動抽出したり、適切な窓口への振り分けを行ったりすることができます。
また、顧客の感情を察知し、言い回しを変更したり、オペレーターへのエスカレーションを行うことも可能です。
この生成AIには、日本Microsoftの「Azure OpenAI Service」が利用されています。
S&Iは、この新しいサービスによって、コールセンターの業務効率を大幅に向上させることを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5c8f4233c91663319924e24a5614e7c73d067893