カリフォルニア州で950ドル未満の窃盗を軽犯罪とする法律が廃止され、治安回復への期待が高まっています。犯罪の横行を受け、住民投票で新たな法改正が成立しました。
この法律は2014年に施行された「提案47号」で、窃盗犯を重犯罪者として長期収監するよりも、軽犯罪者として再教育を受けさせる方が合理的だという考えに基づいていました。
しかし、この法律の施行により、「950ドルまでは無罪」との誤解が広まり、店舗での略奪が横行する事態に至りました。
特にサンフランシスコでは小売店が次々と撤退し、空き店舗が目立つようになりました。
店員や警備員が身の安全を考え、抵抗しないため、犯罪が増加したとされています。
トランプ氏は、民主党が推進したこの法律を批判し、窃盗犯が店に電卓を持ち込んでいると指摘しました。
今回の住民投票では、提案47号の大部分を改正する「提案36号」が成立し、これによりカリフォルニア州の治安回復への期待が高まっています。
住民組織の役員は、犯罪がようやく違法になったことに対して希望を抱いていると語り、治安改善の兆しを感じています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f600a50797ceba583d8acb7a63c730842b669d8e
カリフォルニア州での窃盗法廃止に関するコメントは、法律の背景やその影響についてのさまざまな意見が交わされました。
多くのコメントが、法律が軽犯罪を許容する形になっていたため、治安が悪化したことを指摘していました。
特に、窃盗が横行し、店側も対応できない状況が続いたことが問題視されていました。
法律が制定された当初は、住民の支持を受けていたものの、実際には犯罪の増加を招いてしまったという意見が多かったです。
また、法律が住民投票によって決まったことに対して、世論の影響やその結果に対する懸念が表明されました。
さらに、今後の治安回復に向けて、警察の機能強化や刑務所の増設が必要だという意見もあり、具体的な対策を求める声が多く聞かれました。
全体として、法律の見直しに期待を寄せる意見が多く、今後の治安改善のための議論が必要であるという認識が広がっていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
移民だろうがなかろうが、人の物を盗っても良いと言う法律がある方がいけない。
窃盗犯を刑務所に皆ぶち込むとコストかかるし、何よりそんなスペースもねぇわって経緯だった気がします。
このニュースの肝は、そもそもこの法律は「住民投票」で制定された法律だ、ってとこかな。
軽微犯罪の取扱いについては日本も考えるべきだわな。
サンフランシスコの堕落はここから始まったと言っても良いんだよね。