JBCC、EcoOneでマルチクラウド最適化機能を強化

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JBCCが運用付きクラウドサービス「EcoOne」を刷新し、マルチクラウド対応のコスト最適化機能を強化。企業は最適な構成でクラウド利用が可能に。

要約するとJBCC株式会社は、運用付きクラウドサービス「EcoOne」を刷新し、マルチクラウド対応のコスト最適化機能を強化したと発表しました。

これにより、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどの異なるクラウドサービスの運用状況を一元的に把握できるようになり、企業は常に最適な構成とコストでクラウドを利用できる環境が整います。

新機能は12月1日から提供が開始される予定です。

マルチクラウドの利用においては、サービスの利用状況を継続的にモニターし、サイジングを行いながら、利用環境とコストを最適化することが求められています。

現行のEcoOneでもマルチクラウド対応のレポートが発行されていますが、各クラウドからの推奨レポートが別々に発行され、判定基準や精度に依存しているため、構成変更には専門のSEによる検証が必要でした。

今回の刷新では、推奨構成を判定するロジックを見直し、総合的な構成判断が可能になりました。

最適なリソース量の算出に加え、構成変更に伴う変更作業の前提条件を提示することで、実際に適用可能な構成案を推奨します。

具体的には、最長90日間のサイジング最適化評価や構成変更時の影響の事前測定が提供され、ダウンサイジングだけでなく、アップサイジング時の最適推奨も実現されています。

また、構成変更に伴うリスクレポートを自動発行し、事前に変更影響を把握できるようにしています。

さらに、Azureライセンス形態「Azure CSPライセンス」の運用状況とコスト情報も、他のクラウドサービスと統一されたレポートで確認できるようになりました。

加えて、異常支出検知機能により、インスタンス設定の誤りや無許可の設定、マルウェアによる異常な通信などを早期に検知し、無駄なコスト発生を抑制する仕組みも導入されています。

このサービス刷新には、日本アイ・ビー・エム株式会社の「Cloudability」と「Turbonomic」が活用されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8f1a91f2f00dc58554c79b822756b751a399597d

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