ソニーがKADOKAWA買収へ、コンテンツ拡大を狙う戦略

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ソニーがKADOKAWAの買収を検討中。交渉は初期段階で、コンテンツ拡大を狙う。株価は急上昇し、経営体制についても協議が進む。

要約すると株式会社ソニーグループが、出版大手のKADOKAWAの買収を検討していることが明らかになった。

この交渉は初期段階にあり、早ければ数週間以内に成立する可能性がある。

ソニーはKADOKAWAが持つ膨大な知的財産(IP)やコンテンツを傘下に加えることで、ゲームやアニメなどのエンターテインメント事業を強化する狙いがある。

特に、ソニーは2024年度の経営方針においてアニメ事業の強化を重要視しており、既に「鬼滅の刃」を手がける企業を傘下に持つことから、さらなるコンテンツの拡充を目指している。

19日の株式市場では、KADOKAWAの株に買い注文が集中し、株価はストップ高となった。

ソニーは2024年3月末時点でKADOKAWAの約2%の株式を保有しており、今後の交渉では株式の買い増しや具体的な買収時期、経営体制について協議する見込みだ。

KADOKAWAは、角川春樹氏が創業した角川書店から始まり、映画と出版の「メディアミックス」の先駆者として知られる。

1990年代以降、弟の歴彦氏が経営を引き継ぎ、ゲームやアニメ、ライトノベルなどを拡大し、「ニコニコ動画」を運営するドワンゴとも経営統合を果たすなど、多くのIPを保有している。

しかし、歴彦氏が東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で起訴されたことや、今年6月には大規模なサイバー攻撃を受けるなど、経営には混乱も見られている。

このような背景の中、ソニーの買収検討は、KADOKAWAのコンテンツを活用したさらなる成長を目指す戦略の一環といえる。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f69ee639c39ed3342cd9b5e81ee62ed3dd5b78bc

ネットのコメント

ソニーがKADOKAWAを買収するというニュースに対するコメントは、様々な意見が寄せられました。

多くのコメントでは、ソニーが過去の失敗、特にコンコードの赤字や、ニコニコ動画に対するサイバー攻撃の影響を受けているKADOKAWAに目をつけたのではないかという見方がありました。

これにより、ソニーがコンテンツ事業を拡大しようとする意図があると考えられていました。

また、買収に伴い、ストップ高で買収金額が上昇していることに対する懸念の声も多く、情報の漏洩についての疑問が提起されていました。

さらに、買収が進まなかった場合には、KADOKAWAの株価が元の値段まで暴落する可能性があるとの予測もあり、全力で空売りをするという意見も見受けられました。

このように、ソニーの買収戦略に対する反応は多岐にわたり、期待と懸念が交錯している状況がうかがえました。

ネットコメントを一部抜粋

  • ソニーはコンコード大失敗やらで赤字で頭抱えてるから上層部のやらかしとニコニコのサイバー攻撃で疲弊しているKADOKAWAに目つけたんだろうな
  • ストップ高で買収金額がどんどん高くなる。

  • これって流出しちゃいけない情報なんじゃないか。

  • 買収されなくて元の値段まで暴落すると思うから全力空売り
  • 買収の進展が市場に与える影響が気になる。

関連URL

2024年最新!LUUP(ループ)のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。