オーストラリアが16歳未満の子どもにSNS禁止法案を提出。暴力や自殺を防ぐ狙いで、最大50億円の制裁金も。ユーチューブは除外。
要約するとオーストラリアのアルバニージー政権は、16歳未満の子どもがインスタグラムやTikTok、XなどのSNSを利用できないようにする法案を議会に提出しました。
この法案は、子どもたちが暴力や自殺、違法薬物使用を誘発する可能性のある投稿に触れないようにすることを目的としています。
最大野党もこの法案を支持しており、公共放送ABCによると、11月中に可決される見通しです。
法案が可決されれば、最短で1年後に施行される予定です。
アルバニージー首相は、子どもたちには外で友達と遊び、対面でコミュニケーションを取ることを望んでいると述べました。
法案では、SNS事業者に対して厳格な年齢確認を義務付け、深刻な違反があった場合には最大約50億円の制裁金を科すことが定められています。
ただし、子どもや保護者に対する罰則は設けられていません。
一方で、ユーチューブは教育的な価値があるとして禁止対象から外され、通信アプリのワッツアップやメッセンジャーキッズも家族間の連絡に影響を及ぼすとの理由から除外されました。
この法案は、子どものオンライン安全を守るための重要なステップと見なされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8176d145323ace95a7aef9001e5ed64437732cdb