ジープ初の電気自動車「アベンジャー」が日本デビュー。コンパクトなボディに優れたオフロード性能を備え、BEV市場を活性化する期待が高まっています。
この車は、従来のジープの特性を受け継ぎつつ、新たにBEV(バッテリー電気自動車)として登場したもので、フィアット600eとプラットフォームやパワートレインを共有していますが、外観は全く異なるデザインが施されています。
アベンジャーは、最も小型のジープ車であったレネゲードよりもさらにコンパクトなボディを持ちながら、ジープの伝統である7スロットグリルや盛り上がったフェンダーなど、ブランドのアイデンティティをしっかりと引き継いでいます。
搭載される54kWhのリチウムイオン電池は、115kWの出力を持つ電気モーターと組み合わさり、前輪駆動を実現。
WLTCモードでの一充電航続距離は486kmという優れた性能を誇ります。
さらに、セレクテレインやヒルディセントコントロールなどのオフロード走行を可能にする機能も標準装備されており、バッテリーを保護するためのスキッドガードも備えています。
インテリアは機能性を重視し、10.25インチのメーターディスプレイやタッチパネルモニター、豊富な収納スペースを提供。
運転支援機能も充実しており、アダプティブクルーズコントロールやレーンポジショニングアシストが装備されています。
アベンジャーの登場は、ジープの新たなユーザー層を開拓し、コンパクトBEV市場の活性化に寄与することが期待されています。
具体的な諸元としては、全長4105mm、全幅1775mm、全高1595mm、車両重量1845kg、車両価格は580万円(税込)となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dab5b759dca30c7acc36f699ec1f2056b9bc22d1