韓国人は28歳で黒字に転じ、43歳でピークを迎え、61歳で再び赤字に転落することが統計で示されました。高齢層の労働参加が影響しています。
この黒字期間は43歳でピークを迎え、その後61歳で赤字に転落するという流れが明らかになりました。
具体的には、0歳から28歳までは赤字の人生が続き、特に17歳の時に赤字が最大となり、約447万円の赤字を抱えることになります。
この年齢は、稼ぎがない一方で、高校生の私教育費が高いため、消費が最も多くなることが影響しています。
28歳以降は労働所得が消費を上回り、黒字に転じます。
黒字が最も大きくなるのは43歳で、約192万円の黒字を記録します。
しかし、61歳からは再び赤字に転落します。
過去の統計を見てみると、2010年以降、黒字に転じる年齢は27~28歳と一定であったものの、赤字に転じる年齢は56歳から61歳へと遅くなっています。
これは、働く高齢層が増加していることが背景にあり、以前は退職後に所得がなかった高齢者が、現在は仕事を続けて労働所得を得るケースが増えているためです。
また、国民全体の消費と労働所得の差額である生涯周期赤字は、2022年には195兆4000億ウォンに達し、前年に比べて53兆7000億ウォンの増加が見られました。
これは、消費の増加が労働所得の増加を上回ったためです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0112eba642ed0464ec6bedbbf7f9b097aad7723a
韓国人の経済ライフサイクルに関するコメントでは、平均寿命の半分である43歳が最も多くの所得を得る時期で、その後は勤労所得が減少し、最後の20数年は年金や貯蓄で生活することになるという見解が示されました。
しかし、4割以上の人々が貧困の中で生活しなければならない現状に対する懸念も強く、家計や企業、政府の負債が増加する中で、貧困層が増える可能性があると考えられています。
コメントの中には、「人生を黒字や赤字で表現するのは韓国特有の考え方ではないか」といった意見もあり、親が子供に無償の愛を注ぎながら育てる姿勢が強調されました。
さらに、家計負債が過去最高を更新している状況に対して、「黒字から赤字に転落するのは時間がかかるのではないか」との疑問も寄せられ、若年層の経済的な苦境についても言及されました。
また、給料が上がらない場合の対策や、韓国の平均的な退職年齢が45歳であることから来る問題についても触れられました。
全体的に、経済的な不安や生活設計の見直しが求められる中で、個々の価値観や家庭の状況が大きな影響を与えることが指摘されていました。