滋賀県の国際交流グループ「カリーニョ」が結成8周年を祝うイベントを開催し、地域住民と海外出身者が音楽を通じて交流しました。
要約すると滋賀県の国際交流グループ「カリーニョ」が結成8周年を記念して、湖南市立水戸小学校で多文化共生ライブと交流会を開催しました。
このイベントは、在日日系ブラジル人やペルー人を含む海外出身者と地域住民との相互理解を深めることを目的としています。
勤労感謝の日に行われたこのイベントには、約70人の地元住民が参加し、サンバやボサノバなどのブラジル音楽を楽しみました。
カリーニョは2016年に設立され、以来、ポルトガル語教室や文化交流イベントを実施してきました。
音楽を通じた交流に特に注力しており、今回はジャズピアニストの青木弘武さんがボランティアで参加し、日伯の音楽が演奏されました。
参加者は日本語とポルトガル語の歌詞カードを配られ、共に合唱することで交流を深めました。
演奏中には子どもたちもステージに上がり、楽器を叩く姿が見られ、会場には笑顔が広がりました。
また、水戸小学校はブラジルをはじめとする多くの外国にルーツを持つ児童が在籍していることで知られています。
カリーニョのロゴマークは、ブラジルの国民的漫画『モニカ』の作者であるマウリシオ・デ・ソウザ氏が無償で制作したものです。
さらに、日系若者を支援する団体「イミラボ」の活動紹介ブースも設けられ、多文化共生についての理解が深まる機会となりました。
カリーニョの青木義道事務局長は、温かい協力のもとで世代や国籍を超えた文化交流ができたことを喜び、今後も地域での国際交流を推進していく意欲を示しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/16941aa930d3f116dc202d72942dcb9cb9836243