韓国の尹錫悦大統領が非常戒厳を発令し、混乱を招いたことについて、辺真一氏がその影響を分析。戒厳令の発令は禁じ手であり、尹大統領の政治的能力に疑問を呈した。
尹大統領は、最大野党である「共に民主党」が国会で過半数を占めている状況を背景に、国政や司法が機能不全に陥っているとし、憲政秩序を守るために非常戒厳を発令した。
この戒厳令は44年ぶりのことで、国会に軍が介入するなど大混乱を招いたが、わずか6時間後に解除される事態となった。
辺氏は、尹大統領が「禁じ手」を使ったことが韓国の国際的評価を低下させ、逆に追い詰められた証拠であると指摘。
また、戒厳令は通常、政治的な危機や内乱などの非常事態に発令されるものであり、現在の北朝鮮の脅威が薄れている中での発令は被害妄想に近いと述べた。
さらに、過去の戒厳令が成功したのは軍事政権下であり、尹大統領が民間人かつ検察出身であることから、戒厳令の適切な運用ができていないと批判。
これにより、尹大統領が「素人の政治家」としての評価を受ける一因となっていると結論づけた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4a57dc7dc4132e04f0a32befc7cd657e8f6cfe08
尹大統領の非常戒厳発令に関するコメントは、驚きや疑念が多く寄せられました。
多くの人々は、戒厳令が北朝鮮の脅威によるものだと最初は考えましたが、実際には国内の大規模デモを鎮圧するためのものであったことに驚きました。
歴史学者の言葉を引用し、国民に銃を向ける軍隊は滅びるとの見解もあり、戒厳令の発令が国民の信頼を損なうことを懸念する声が目立ちました。
また、大統領が憲法に従った戒厳解除を行ったことについては、一部のコメントで評価される一方、過去の戒厳令のように国会を封鎖しなかったことに疑問を持つ意見もありました。
さらに、野党が国会の過半数を占める中での戒厳令発令は、反民主主義的な行為と捉えられることもありました。
尹大統領の行動が、彼の政治生命を危うくする結果になるとの予測もあり、今後の政局に対する懸念が広がっていました。
また、戒厳令の発令が、韓国の政治における不安定さや、日韓関係への影響を引き起こすのではないかという意見も見受けられました。
全体として、戒厳令の発令が政治的な駆け引きや失策として捉えられ、国民の信頼を損なう結果につながるのではないかという懸念が強く表れました。
ネットコメントを一部抜粋
非常戒厳の報道を聞き驚きました。
その理由は北朝鮮が侵攻、若しくは類推する情報が軍部からありました。
戒厳の解除に関して、大統領が憲法から逸脱しなかったことは救いだと思いました。
結局、大統領が何がしたかったのかが全然分からないという意見がありました。
尹大統領の戒厳令は、反民主主義的な行為であるとの主張もありました。
今回の戒厳令の発令が、韓国の政局に深刻な影響を与えるのではないかとの懸念がありました。