宝塚歌劇団が不正転売に関する声明を発表。警視庁が2名を書類送検し、今後も転売対策を強化する方針を示しました。
これは、警視庁多摩中央署が横浜市に住む2名をチケット不正転売禁止法違反の容疑で書類送検したことを受けてのものです。
声明では、警視庁が宝塚歌劇公演のチケットを高額で転売したとして、容疑者が送検されたことを報告しています。
さらに、2019年に施行された「特定興行入場券の不正転売禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」に基づき、宝塚歌劇のチケットも特定興行入場券として販売されているため、違反者には1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があると警告しています。
劇団は、今後も転売ウェブサイトへの出品者や転売業者に対して厳正な措置を講じるとともに、警察の捜査に全面的に協力する意向を示しました。
また、ファンに対しては法律や宝塚歌劇のチケットに関する利用規約を遵守するよう求めており、正しい観劇の楽しみ方を促しています。
警察によると、送検された2名は2021年3月から今年6月にかけて、チケットを高額で転売していたとされています。
宝塚歌劇団の対応は、ファンの信頼を守るための重要なステップとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6feeb46482af47cb45659433d6028a2d923d97bc
宝塚歌劇団が不正転売に厳正に対応するというニュースに対して、ネット上ではさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントでは、公式の「宝塚友の会」に入会しているにもかかわらず、チケットが取りにくい現状が問題視されていました。
特に、非公認のファンクラブを通じてのチケットの不透明な流れが懸念され、一般客を大切にしていないという指摘もありました。
さらに、表向きの対策はあるものの、実際には対策が甘いとの意見が多く、興行者側が本気で取り組まなければ状況は改善しないとの声が上がりました。
私設ファンクラブの存在も問題視され、貢献度に応じて良い席が手に入る仕組みが、一般のファンにとって不公平感を生んでいるとの意見もありました。
また、ファン同士の競争が激化しており、興味のない人のチケットを高額転売することで得たお金を推しに注ぐ人も多いことが話題になりました。
こうした状況から、宝塚はファンクラブとの関係を重視しており、大きな改革は難しいのではないかとの見方もありました。
最後に、パワハラの問題も指摘され、ファンの間での関心が集まっていました。
ネットコメントを一部抜粋
宝塚のチケットが公式の「宝塚友の会」に入会していても、取りにくいのが原因だと思う。
表向きには対策していると言っていますが、実際にはガバガバなのは見ていて分かる。
別の記事に「生活費と、自分たちが見に行くチケット代やグッズ購入費を稼ぐためにやった」とあります。
宝塚は私設ファンクラブというものが存在し、貢献度によって良い席のチケットがもらえます。
パワハラのほうが気になりました。