米国で、性転換した選手が女子ゴルフ大会に出場できなくなる新規定が発表され、2025年から適用される。この規定は、男性ホルモンの基準値を設けたもので、デビッドソン選手の出場が発端となった。
全米ゴルフ協会（USGA）と全米女子プロゴルフ協会（LPGA）は、男性から女性に性転換した選手が来年から大会に出場できなくなることを明らかにした。
この新規定は、男性思春期以前に性転換を行った女性選手に対し、男性ホルモンの数値が一定の基準を下回っていなければ出場を認めないという内容で、2025年から適用される予定である。
これにより、LPGAのエプソンツアーやレディース・ヨーロピアン・ツアー（LET）でも同様の規定が適用されることとなる。
ただし、趣味で楽しむゴルフはこの規定の対象外となる。
USGAとLPGAは、医学やスポーツ生理学の専門家の助けを借りてこのルールを策定したとし、思春期以降に生物学的な性別による運動競技力の差が生じることを強調している。
この新制度の導入は、元男性選手であり性転換したヘイリー・デビッドソンがLPGAツアーのQシリーズに出場したことがきっかけとなった。
デビッドソンは、男子選手としていくつかの大学ゴルフチームでプレーし、2015年には全米オープン男子大会の地区予選にも出場していた。
しかし、彼女はLPGAツアーQシリーズの最終予選には進出できなかった。
女子ゴルフ選手275人は、男性の方がゴルフにおいてボールを打つ能力が約30％高いと主張し、反対請願書を提出した。
これにより、男女の解剖学的差異がクラブヘッドのスピードやボールを打つ際の一貫性に大きな影響を与えるとされている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a31a0113c0ed5c57b3a907bb2d88383d5c7d5aac
米国女子ゴルフ大会への性転換選手出場制限についてのコメントは、性別による競技の公平性や身体的な違いに関する意見が多く寄せられました。
多くのコメントでは、男子選手と女子選手の間には明確な身体能力の差が存在すると指摘され、特に飛距離や筋力の違いが競技に影響を与えることが強調されていました。
また、性転換手術を受けた選手が女子競技に参加することについては、賛否が分かれ、一部の意見では「元男性」の参加は不公平だとされました。
さらに、趣味としてのゴルフにおいては性別を超えた参加が問題ないとの意見もあり、競技スポーツと趣味の違いが議論されました。
トランスジェンダー選手が公平に競技できる環境を求める声もありましたが、全体的には身体的な違いを考慮した制限が妥当であるとの意見が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
男子と女子じゃあ飛距離が根本的に違うですからねえ。
まあ、妥当な対応だろう。
そりゃそうでしょうという至極常識的な判断。
確か、ボクシングでも性転換をした選手が試合に臨めない事案があったね。
当たり前の事。