オーストラリアでの国王訪問中、議員の抗議が波紋を呼ぶ

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チャールズ国王がオーストラリア訪問中、上院議員の抗議で「私の国王ではない」と叫ばれる事件が発生。先住民との歴史的な関係が再浮上。

要約すると2023年10月21日、イギリスのチャールズ国王がオーストラリアの国会議事堂で演説を行った際、無所属の上院議員リディア・ソープが「あなたは私の国王ではない」と叫び、式典を妨害する事態が発生しました。

ソープ議員は、オーストラリアの先住民に対する歴史的な虐殺を指摘し、国王に対して強いメッセージを送ることを目的としていました。

彼女は約1分間にわたり大声で抗議を続け、その後警備スタッフによって会場から退出させられました。

ソープ議員は、オーストラリアが旧英植民地の中で唯一、先住民との条約を結んでいないことを強調し、「君主になるには、その土地の者である必要がある」と述べました。

国王夫妻の訪問中、式典は何事もなかったかのように進行し、国王はその後、市民と対面しました。

この抗議行動は、オーストラリアにおける君主制に対する反発の一環と見られ、国王の訪問は先住民の歴史に対する認識を促す契機となりました。

国王は演説の中で、先住民コミュニティーとの学びについて語り、自身の経験がその伝統的な知恵によって形作られていると述べました。

オーストラリアでは、君主制から共和制への移行について長年議論が続いており、国王の訪問はその議論に新たな火を灯す結果となりました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/27404be0626d47679c613e17aa4a6a0177b9c463

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