OpenAIが月額約3万円の「ChatGPT Pro」を発表。最強モデル「o1」に無制限アクセスが可能で、特にパワーユーザー向けの機能が充実しています。
このプランは月額200ドル(約3万円)で、最も強力な「o1」モデルに無制限にアクセスできるという特長があります。
新プランは「12 Days of OpenAI」と題したライブ配信で発表され、o1モデルのほかにも「o1-mini」「GPT-4o」、さらには高度な音声モードへのアクセスも含まれています。
特に注目されるのは、新しい「o1 pro」モードで、これにより高度な計算能力を駆使して難しい問題に対する回答が可能になります。
このo1 proは、特にパワーユーザー向けに設計されており、研究者やエンジニア、プログラマーなどがより正確な結果を求める際に役立ちます。
ライブ配信中には、基本的な会話でさえo1-previewモデルの応答が遅すぎるといった不満が寄せられたことも報告されましたが、新しいo1モデルは迅速な応答と、複雑な質問に対する柔軟な対応が可能です。
OpenAIの研究科学者Max Schwarzer氏は、o1-previewモデルに比べて34%の重大な誤りが少なく、50%のスピード向上が見られたと述べました。
テクノロジー業界では、2024年にAIに対して2000億ドル(約30兆円)が投資される見込みで、これがNVIDIA、Microsoft、Meta、Googleの株価を押し上げています。
AIへの投資がどのように利益を生むかは依然として疑問が残りますが、サブスクリプションモデルは収益を上げる手段の一つと考えられます。
ただし、これらのモデルを維持するためには多くの加入者が必要です。
OpenAIは、世界で最も高度なモデルを開発することでAI市場での競争をリードし、Microsoftとの提携により「Apple Intelligence」を支える立場にあるとされています。
OpenAIの発表はさらに11日間続く予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6947deaf6d28cb7174f66e5e0c77461d88200a74
ネット上のコメントでは、OpenAIが発表したChatGPT Proの機能や魅力について多くのユーザーが評価していました。
特に、AIを活用したアプリ開発やプログラムコードの生成が非常に効率的であるとの意見が目立ちました。
あるユーザーは、ChatGPTを使って生成したコードで開発したアプリが50万円以上で売れたことを報告し、月額3万円の利用料金が安いと感じていることを述べていました。
また、仮想通貨取引においてもAIのアドバイスを採用することで、予測の精度が向上したとのコメントがあり、具体的なデータやニュースソースをもとにした判断が有効だとされていました。
さらに、AIが生成したコードを利用することで、従来のように本やネットで調べる手間が省けると感じるユーザーもいました。
一方で、AIに頼りすぎることで自分で考えなくなるのではないかという懸念の声もありました。
このように、ChatGPT Proの利用には期待とともに、AI依存のリスクについての意識も高まっていることが伺えました。